Touch

[BIOGRAPHY]
リッチー・ブラックモア率いるRainbowのマネージメントにその実力と将来性が認められたTouchはアトランティックとのレコード契約を獲得し、繊細かつダイナミズム溢れるサウンドを引っ提げて’80年7月にデビュー・アルバム「Touch」でシーンに登場を果たす。各方面からの素晴らしいリアクションと評価を得、注目度をアップさせていった彼らは、シングル”Don't You Know What Love Is”と” When The Spirit Moves You”の2曲を全米Top 40圏内へランク・インさせる。同年8月にはイギリス、ドニントンで開催された野外フェス、第1回「モンスターズ・オブ・ロック」に新人ながらSaxon, Scorpions, Rainbow, Judas Priest, April Wine, Riotらと共に参戦。華々しく登場したTouchはヨーロッパのファンにも熱狂的に歓迎され(この時のライヴ音源は当時LPとして発売されている)、順調なスタートを切ることに成功した。
多くのロック・ファンからの期待を担ったバンドは奇才トッド・ラングレンをプロデューサーに迎え入れ、セカンド・アルバムの制作に突入していく。しかし、この頃からバンドを取り巻く雲行きが少しずつ怪しくなっていき、様々なトラブルからその活動に頓挫を来たす。それでもなんとかセカンド・アルバムを完成させるが、所属レコード会社はその仕上がりに満足することなく、リリースに関して首を縦に振ることはなかった。結果、マスターはお蔵入りに・・・そんな状況に置かれながらもバンドは新曲を書き、当時Rainbowのベーシストであったロジャー・グローヴァーと組んでレコーディングを行うなどして、果敢にチャレンジしていくが、遂にメンバー間の関係に亀裂が入り、解散への道を歩むことになる。
Touch解散後、マーク・マンゴールドはマイケル・ボルトン、シェール、ポール・ロジャース、フィオナ等へコンポーザーとして曲を提供していき、新たなロック・バンド、Drive, She Saidを結成する。デビュー作を’89年にリリースし、後、4枚のアルバムを発表する。この他にアル・ピトレリらとブルージーなロック・バンド、Flesh & Bloodを結成、’98年にはメロディアス・ハード・バンド、Mystic Healerを立ち上げる。さらにThe Signとして2枚のアルバムを発表し、その健在振りを示している。職人気質と呼ばれているマーク・マンゴールドはソロ活動も行っており、「Mirror Image」を筆頭に、「Lift」、「Channels」とソロ・アルバムも発表。ここではキーボード、ピアノをフィーチュアしたヒーリング系の落ち着いた作風を聴かせている。近年は新しい才能の発掘にも力を注ぎ、ライザ・ウィルソンというポップス系女性シンガーのプロデュースも手掛け、アルバム「Lyza Wilson」を自身のレーベルからリリースしている。 |
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